従来から表面を測定するセンサーは、金属ブロックに封入されているタイプが主流で、1mm以下の加工で白金巻き線素子を封じることは難しく、形状に制限がありました。表面を測定する様々な状況から、配管のR形状(曲面)やタンクの表面、小さな隙間などセンサーそのものに柔軟性を持たせようという発想から開発されました。
このセンサーは、白金測温抵抗体の特徴であるPt100Ωで巻線された極細白金線を封じ込めた構造になっています。
【1】 薄膜を超えたフラットでフレキシブルタイプ
このセンサーは、薄膜型の白金抵抗素子などに比べ、センサー部全体がフラットでフレキ
シブルにできており、従来の薄膜型を超えた製品です。感温部も薄く小さいので熱容量に対して優位に測定が可能です。
【2】 薄さ0.2mmで小さな隙間からの温度計測が可能
限られたスペースで温度を測らなければならない時、ちょっとした隙間からセン
サーを通すことができます。扉や接合部の隙間など、0.2mmの薄さが温度測定の可能性を実現します。
【3】 測定温度における経時変化が小さく、感度が良い
白金測温抵抗体は経時変化が熱電対に比べ小さく、数倍の精度で温度を確認することができます。また、0.2mmと非常に薄い状態を保持しているため、小さな熱容量に対して感度良く反応します。
【4】 両面テープなどで繰り返し、測定に使用できる
絆創膏のような貼り方や両面テープなどで貼って使用することが可能です。テープの強度や温度に注意をはらい使用することで、繰り返しセンサーを貼り付けて使用できます。
【5】 金属の板に挟んだセンサーも製作可能
0.05mmのSUS板を張り合わせ、その隙間にフィルム型白金測温抵抗体を取り付けたセンサーです。指定の形状に加工して納めますので、取り付けが容易にできます。
【6】 その他、用途に合わせた製作が可能
●液中内でも使用できるテフロンモールドタイプ(右写真中央上)
●非磁性タイプやシールドタイプ(右写真中央下)
●真空仕様の製作も可能です
| 抵抗値 | Pt100Ω |
|---|---|
| 階級 | JIS A級 or B級 |
| 許容差 | A級…±(0.15+0.002[t]) B級…±(0.3+0.005[t]) |
| 規定電流 | 0.5mA or 1mA or 2mA |
| 使用温度範囲 | Max 200℃(短時間であれば230℃) |
| 温度特性 | R100/R0 = 1.3851相当 |
| 安定性 | A級…±0.15℃以内 B級…±0.3℃以内 (0℃の時による) |
| 導線形式 | 4導線式 or 3導線式 |

フィルム素子の大きさ
| No | 型式 | 抵抗値 | W(mm) | L(mm) | t(mm) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | NFR-CF2-0305 | 100Ω | 3 | 5 | 0.2 |
| 2 | NFR-CF3-0403 | 100Ω | 4 | 3 | 0.3 |
| 3 | NFR-CF3-0503 | 100Ω | 5 | 3 | 0.3 |
| 4 | NFR-CF2-0505 | 100Ω | 5 | 5 | 0.2 |
| 5 | NFR-CF4-0505 | 100Ω | 5 | 5 | 0.4 |
| 6 | NFR-CF3-0508 | 100Ω | 5 | 8 | 0.3 |
| 7 | NFR-CF2-1010 | 100Ω | 10 | 10 | 0.2 |
| 8 | NFR-CF4-1010 | 100Ω | 10 | 10 | 0.4 |
| 9 | NFR-CF4-0815 | 100Ω | 8 | 15 | 0.4 |









